重力魔法のススメ(2) ~Gravity-Blade解説その1~
2011年7月26日 (1)はこちら。http://asacha.diarynote.jp/201107260137081215/
元にしたMOのレシピも上記を参照。
解説と言っても大したことは書かないつもりで、基本的にMOのレシピ~日本選手権~PTQ@大阪~現在でどのようにレシピが変遷してきたかを中心に書くつもり。
まずは、日本選手権で使用したレシピの紹介と解説。MOのレシピとの違いは赤色で示す。
見て分かる通りただのマイナーチェンジであるが、いくつか重要な変更を含んでいるため、変更した理由と主要カードの感想を交えて解説していこうと思う。
■土地が27枚の理由
強力な土地である《地盤の際/Tectonic Edge》を最大限使いたかったからというのもあるが、何よりも今のコントロールデッキは土地27枚必要だと思っている。何故なら神ジェイスがいないから。
神ジェイスを5枚目以降の土地を運んできてくれたことが何度あるか、考えるべきだ。また、コントロールミラーの場合、相手も《地盤の際》を使っているのだから土地破壊でマナが伸びない場合もあるだろう。
また、今のコントロールはできればマリガンしたくないのも理由の1つである。
ただでさえ、Bladeデッキにはマナが必要であり、《エメリアの天使/Emeria Angel》もいるのだから土地27枚は適正であると思う。
■《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
さすがに必要かと。アドを取る手段がほぼないので、困ったときに逆転できるカードとして非常に重宝する。
2枚手札にくると悶絶する羽目になるため、2枚目も入れるかは微妙。どうぜスペースないんだけど。。。メタに合わせて《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》と枚数調整すればいいと思う。
■《四肢切断/Dismember》
3枚はやりすぎたかなと。2枚手札に来ると吐く。(1)でも述べたように、今のコントロールはアドを取る手段に乏しいのだから、自動的にマリガンになる構成をできれば避けたい。
■《重力の変容/Gravitational Shift》
このデッキをデッキたらしめているカード。
ビートダウンに対しては《審判の日/Day of Judgment》、ヴァラクートに対しては《踏み荒らし/Overrun》、双子に対してはコンボ阻害として機能するスーパーカード。
本戦では様々なデッキを1枚で完封してくれた。
青黒コンにも刺さるので同型以外には抜かない。タール抗弱いね。
■《乱動への突入/Into the Roil》
超ユーティリティカードだが、パワーが低すぎて解雇。
そもそも環境にある積極的にバウンスしたいカードって《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》と《燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage》くらいで、赤単は勝ち上がれないと思ってた。
《忘却の輪/Oblivion Ring》採録も向かい風。
■《忘却の輪/Oblivion Ring》
重いから2枚に抑えてある。
■《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
Caw-Bladeよりクリーチャーが少ないからといって、剣2枚は不十分だった。剣があれば、もっと簡単に勝てたゲーム、勝ってたゲームが何回もあった。
増やすべきだ。
■《失脚/Oust》
《神への捧げ物/Divine Offering》が1枚減ったことで《鋼の監視者/Steel Overseer》をどかせるカードが欲しかった。
ヴァラクートにも《四肢切断/Dismember》と入れ替わりでサイドインできる。
■《精神的つまづき/Mental Misstep》
ハンデス対策も兼ねるけど、双子に対して勝率を上げるための役割の方が大きい。《払拭/Dispel》《呪文貫き/Spell Pierce》へのカウンター。
■《呪文滑り/Spellskite》
こちらは逆に双子対策というよりも、サイド後のヴァラクート対策。《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》や《重力の変容/Gravitational Shift》を守ってくれる
一応、《呪文滑り/Spellskite》、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》の初手は高確率で人が死ぬ。
■《機を見た援軍/Timely Reinforcements》不採用
何度か言っている通り、赤単が勝つヴィジョンは見えなかったし、そもそも赤単相手は祭殿さえどうにかすれば余裕。
問題は《ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade》2枚構えられていた場合だが、赤単以上にゴブリンが勝つヴィジョンは見えなかった。
「重力魔法のススメ(3) ~Gravity-Blade解説その2~」へ続く
元にしたMOのレシピも上記を参照。
解説と言っても大したことは書かないつもりで、基本的にMOのレシピ~日本選手権~PTQ@大阪~現在でどのようにレシピが変遷してきたかを中心に書くつもり。
まずは、日本選手権で使用したレシピの紹介と解説。MOのレシピとの違いは赤色で示す。
■土地(27) 土地の総数を26枚から変更
1 《乾燥台地/Arid Mesa》
1 《沸騰する小湖/Scalding Tarn》 2枚から変更
4 《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
4 《天界の列柱/Celestial Colonnade》
4 《氷河の城砦/Glacial Fortress》
4 《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
3 《平地/Plains》
3 《島/Island》 4枚から変更
3 《地盤の際/Tectonic Edge》 追加
■クリーチャー(8)
4 《戦隊の鷹/Squadron Hawk》
3 《エメリアの天使/Emeria Angel》
1 《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》 追加
■呪文(25)
1 《剥奪/Deprive》
3 《四肢切断/Dismember》
2 《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》
2 《重力の変容/Gravitational Shift》2 《乱動への突入/Into the Roil》削除
2 《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
2 《忘却の輪/Oblivion Ring》 未達への旅から変更
4 《マナ漏出/Mana Leak》
4 《定業/Preordain》
3 《呪文貫き/Spell Pierce》
2 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
■サイドボード(15)
1 《天界の粛清/Celestial Purge》 2枚から変更
2 《審判の日/Day of Judgment》 3枚から変更
1 《神への捧げ物/Divine Offering》 2枚から変更
4 《瞬間凍結/Flashfreeze》
2 《精神的つまづき/Mental Misstep》
2 《呪文滑り/Spellskite》
1 《失脚/Oust》 追加
2 《糾弾/Condemn》 追加
見て分かる通りただのマイナーチェンジであるが、いくつか重要な変更を含んでいるため、変更した理由と主要カードの感想を交えて解説していこうと思う。
■土地が27枚の理由
強力な土地である《地盤の際/Tectonic Edge》を最大限使いたかったからというのもあるが、何よりも今のコントロールデッキは土地27枚必要だと思っている。何故なら神ジェイスがいないから。
神ジェイスを5枚目以降の土地を運んできてくれたことが何度あるか、考えるべきだ。また、コントロールミラーの場合、相手も《地盤の際》を使っているのだから土地破壊でマナが伸びない場合もあるだろう。
また、今のコントロールはできればマリガンしたくないのも理由の1つである。
ただでさえ、Bladeデッキにはマナが必要であり、《エメリアの天使/Emeria Angel》もいるのだから土地27枚は適正であると思う。
■《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx》
さすがに必要かと。アドを取る手段がほぼないので、困ったときに逆転できるカードとして非常に重宝する。
2枚手札にくると悶絶する羽目になるため、2枚目も入れるかは微妙。どうぜスペースないんだけど。。。メタに合わせて《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》と枚数調整すればいいと思う。
■《四肢切断/Dismember》
3枚はやりすぎたかなと。2枚手札に来ると吐く。(1)でも述べたように、今のコントロールはアドを取る手段に乏しいのだから、自動的にマリガンになる構成をできれば避けたい。
■《重力の変容/Gravitational Shift》
このデッキをデッキたらしめているカード。
ビートダウンに対しては《審判の日/Day of Judgment》、ヴァラクートに対しては《踏み荒らし/Overrun》、双子に対してはコンボ阻害として機能するスーパーカード。
本戦では様々なデッキを1枚で完封してくれた。
青黒コンにも刺さるので同型以外には抜かない。タール抗弱いね。
■《乱動への突入/Into the Roil》
超ユーティリティカードだが、パワーが低すぎて解雇。
そもそも環境にある積極的にバウンスしたいカードって《カルニの心臓の探検/Khalni Heart Expedition》と《燃え上がる憤怒の祭殿/Shrine of Burning Rage》くらいで、赤単は勝ち上がれないと思ってた。
《忘却の輪/Oblivion Ring》採録も向かい風。
■《忘却の輪/Oblivion Ring》
重いから2枚に抑えてある。
■《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
Caw-Bladeよりクリーチャーが少ないからといって、剣2枚は不十分だった。剣があれば、もっと簡単に勝てたゲーム、勝ってたゲームが何回もあった。
増やすべきだ。
■《失脚/Oust》
《神への捧げ物/Divine Offering》が1枚減ったことで《鋼の監視者/Steel Overseer》をどかせるカードが欲しかった。
ヴァラクートにも《四肢切断/Dismember》と入れ替わりでサイドインできる。
■《精神的つまづき/Mental Misstep》
ハンデス対策も兼ねるけど、双子に対して勝率を上げるための役割の方が大きい。《払拭/Dispel》《呪文貫き/Spell Pierce》へのカウンター。
■《呪文滑り/Spellskite》
こちらは逆に双子対策というよりも、サイド後のヴァラクート対策。《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》や《重力の変容/Gravitational Shift》を守ってくれる
一応、《呪文滑り/Spellskite》、《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》、《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》の初手は高確率で人が死ぬ。
■《機を見た援軍/Timely Reinforcements》不採用
何度か言っている通り、赤単が勝つヴィジョンは見えなかったし、そもそも赤単相手は祭殿さえどうにかすれば余裕。
問題は《ゴブリンの手投げ弾/Goblin Grenade》2枚構えられていた場合だが、赤単以上にゴブリンが勝つヴィジョンは見えなかった。
「重力魔法のススメ(3) ~Gravity-Blade解説その2~」へ続く
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